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■ハチミツだったクマ (2009/5/4)


夜。

誰もがきっと考えた事があると、思うけども。

どこからどこまでが自分なのか。
自分とは何なのか。
自我について。
考えてみる。

そんな寝る前の感覚を、不意に思い出した。
から日記にしてみる。
大丈夫だろうか。
迷惑は掛けない。


まず。
どこまでが自分なのか。
確認してみる。

この頭は自分。
この腕も自分。
この指も自分。
この爪も自分。

じゃあ今。
切り落とした爪は。
どうだろう。

これも自分だろうか。
それともただのタンパク質なのか。

恐らく、ほとんどのヒトが【元・自分の一部だったモノ】。
とゆう認識のもと、ゴミ箱行きにしていると思う。
いってらしゃい。

じゃあその違いは何だろう。
体との構造的繋がりの有無?

体を包む空気。
肌に触れているだけで、体の外側。
だから自分じゃない。
のだろうか。

空中の酸素は自分じゃないス。
でも今、呼吸をして肺から取り入れた体内を流れる血液の赤い色素である
ヘモグロビンのこのクボミに乗っかってる酸素は自分の一部ス。

ん。
同じ酸素なのに。

とか色々考えている、そのうちに。
そもそも。
【自分】と【それ以外】にバッサリ。
2つに分裂させて区別しようとする事に疑問が。
湧いてくる。
自分で提起しといて。
思考は逸れて行く。

世界を感受しているのは自分なのだから。
感じている色も。匂いも。音も。
自分の内側が反映している。
切り離すのは間違いなのかね。

プリンは自分じゃない。
けど食べれば吸収されて。
自分の一部に。

元プリンだった細胞。とか。
元グミだった皮膚とか。
あるんだろうね。
カラダは更新されてゆく。

そうゆう一種の物質の循環と。
それに伴う生命の連続性に興味があって。
それを視覚化したら面白いだろうか、と。
制作の原動力に還元したりしている。

ハチミツだったクマ。とか。

自分と自分以外については。
また今度書きます。

誰に求められるワケでもなく。でも。
書くよ。


描く。








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